歴史的な政権交代

昨日の選挙の結果で、民主党が小選挙区と比例代表を合わせて単独で過半数を上回り308議席を獲得した。
投票率は過去最高の69.28%になった。国民のジャッジが下った。
自民党は惨敗し、政権が変わることになるが、民主党がどこまでマニュフェストを実行できるのか…見ものである。

●民主党マニュフェスト

1 ムダづかい
国の総予算207兆円を全面組み替え。
税金のムダづかいと天下りを根絶します。
議員の世襲と企業団体献金は禁止し、衆院定数を80削減します。

2 子育て・教育
中学卒業まで、1人当たり年31万2000円の「子ども手当」を支給します。
高校は実質無償化し、大学は奨学金を大幅に拡充します。

3 年金・医療
「年金通帳」で消えない年金。
年金制度を一元化し、月額7万円の最低保障年金を実現します。
後期高齢者医療制度は廃止し、医師の数を1.5倍にします。

4 地域主権
「地域主権」を確立し、第一歩として、地方の自主財源を大幅に増やします。
農業の戸別所得補償制度を創設。
高速道路の無料化、郵政事業の抜本見直しで地域を元気にします。

5 雇用・経済
中小企業の法人税率を11%に引き下げます。
月額10万円の手当つき職業訓練制度により、求職者を支援します。
地球温暖化対策を強力に推進し、新産業を育てます。

100年に一度の経済危機やまったく変化のなかった政権がガラッと変わるといった大きな波が押し寄せてきている。
不安要素はいつでもあり、100%準備ができてからのスタートなんて、そんな余裕は持てないだろう。
60%の準備でスタートし、動きながら進んでいく。
この波に乗れるのかどうか。すべては実験的に歴史を刻んでいく。
変化に身を任せるのか、自ら変化するのか。

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