playing the piano 2009 _out of noise

坂本龍一の全国ピアノソロツアー広島公演へ

坂本龍一

ステージ上にはピアノが2台のみで、1台は坂本龍一が演奏し、もう1台は一部の曲で自動演奏させるためのものだ。

今回のツアーでは環境に配慮したグリーンエネルギーの使用やCO2削減がチケット代に盛り込まれている。
坂本龍一

スタートして3曲目くらいの曲のみカメラで撮影がOKで、会場中が携帯で写真と動画を撮りまくり、メディアアートのような雰囲気になった。
坂本龍一

久しぶりに本物の芸術に触れた気がした。
やさしくて甘い音色と現代的な感覚とセンチメンタルでノスタルジーな感覚が交錯し、しばし坂本ワールドにどっぷりと浸かった。予想外の音の深さにびっくりさせられた。1音たりとも過不足がない完成された究極の美。言葉で表現できないものがそこにはあった。
ある意味、一番ROCKで高級な音楽。

よく言われるように、コンサート会場に足を運び、本物に触れないとわからないものがいっぱいあった。
YouTubeやCDなんかでは伝わらない生の感覚。

曲と曲の間の坂本龍一氏のトークも絶妙で、会場は笑いに包まれた。

飛ぶように売れていた未発表音源25曲入りのCD2枚付きのツアーパンフレットもゲット。これがまたスゴい内容で、5000円だがお買い得だった。

あっという間の2時間ちょっとのコンサートは大きな拍手の中、3回のアンコールで締めくくられた。
「広島の人はいじっぱり?」とは坂本氏のその時のコメント。

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