地球大変動
Posted by JimiDesign | Filed under 環境
地球温暖化がニュースを賑わせ、耳にしない日は少なくなったが、一般的にはどのくらいの危機感を抱いているのかは不明だ。
現在、地球上では大きな変動が続いている。
環境問題、世界的な金融大恐慌など人類の歴史上でも類を見ないくらいの大規模な動きだ。
WWFは、地球温暖化が加速し、北極海の海氷が2013〜40年に、夏には完全に消失する可能性があるとの報告を公表した。北極海の海氷が夏に消失するのは、過去100万年以上!見られなかった現象という。
北極には、アメリカの五大湖のような巨大な湖もすでに存在し、それをつなぐ川のようなものもできているという。
1度くらい気温が上がってもどうってことはないんじゃないのと思っていたら大間違い。
1人の人間でも発熱し、1度体温が上がれば大変なことだ。
それが地球規模で起こっている。
200年後には、気温が7〜10度くらい上がり、恐竜時代と同じような温度になるという。
その昔、繁栄を極めていた恐竜は絶滅した。
絶滅の理由は諸説あるが、人類にとっても同じくらいの危機が迫っているのは確かだ。
かなり速いペースで問題は加速していく中、個人ができることは何であろうか?
ただ傍観していては乗り遅れる。
20世紀は資本がモノをいう時代だった。
21世紀は精神的な時代だと言われていたが、そんなに生易しいものでもないかも知れない。
貨幣価値が下がり、資本を持っていても、いつどのようになるかわからない時代に突入した。
温暖化以外では、新種の鳥インフルエンザも脅威だ。
遺伝子変異で感染力の高い新型インフルエンザになると世界的大流行の恐れがあり、これは時間の問題で確実に起こると言われている。ワクチンの開発も間に合わないらしい。
中世に起こった全ヨーロッパにまたがるペストの大流行を思い出させられた。
当時のヨーロッパ人口の三分の一から三分の二、約2,000万から3,000万人が死亡したと推定されている。
鳥インフルエンザに狂牛病、薬漬けにされ、システマチックに食肉にされる家畜からの警告なのではないだろうか。
日本国内では、あいかわらず相撲問題などが連日取り上げられているが、政治の問題にしても海外諸国からは、もう日本の政治は軽く扱われ、日本人のアイデンティティはなくなったと見なされているらしい。
地球が誕生してから現在までの時間を両腕を水平に開いた状態だとすると、人類が誕生してから現在までは、わずか小指の第一関節ほどだと言う。100年、200年なんてわずか数秒ほどみたいなものだ。
無知な新参者が暴れ過ぎた結果が出てきている。
人間は賢いから、新しい技術でカバーできるだろうなんて甘い考えは、机上の空論で自然相手には通用しない。
もし自分が地球だったらと想像すると、環境を破壊し続け、他の動植物を絶滅に追い込む人類は、果たして必要だろうか?
エコがファッションだのモラルだのという事態はすでに過去のものになった。
現実的に対面しなくてはいけない事実だからだ。
地球上で近い将来、人類は淘汰されるのか? 今できることは何なのだろうか。
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