「ネオ・トロピカリア:ブラジルの創造力」展

広島市現代美術館の「ネオ・トロピカリア:ブラジルの創造力」展へ。

ネオ・トロピカリア

ブラジルは前々からとても興味のある国で、あまり裕福ではないのだが、サッカーの強さやボサノバというジャンルの音楽を生み出した個性のある国だ。

一昨年、世界第3位という巨大な海底油田が見つかった。ブラジルが世界有数の富裕国になるのも時間の問題かもしれない。日本近海にも同様の海底油田があり、ブラジルと日本は技術的に協力をしている。
この新しい海底資源によって、世界の勢力図が変わるという説もある。

1960年代の熱帯に住む者の混血文化のオリジナリティをうたった、「トロピカリア」という芸術、音楽、映画など幅広い分野をつなぐ芸術運動の特別展。

当日は、ブラジルの舞踏風格闘技、カポエイラのデモンストレーションも目当ての1つで体験もしてきた。
その昔、奴隷だった時代にできた格闘技で、手を拘束されているため、足だけで踊りのように見せかけながら、奴隷主にわからないように格闘技を発展させた。格闘技とダンスの中間に位置するものとも考えられている。
ビリンバウという楽器を弾き、太鼓でリズムを鳴らしながら、「楽しく」というかけ声を聞いた時、
ブラジルやカポエイラの精神性を垣間見た感じがした。ラテン系特有の明るさ。

逆立ちして足を開いたり、空中で体を回転させたり、その身体能力の高さに驚いた。
体全体を使っているため、筋肉の付き方のバランスがとても素晴らしかった。

展示作品は少なかったが、熱帯地域特有の鮮やかな原色で家々を塗る活動など見応えがあった。
残念ながら撮影は禁止だったので、写真は外の垂れ幕だけ。

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